胃にポリープが出来て、簡単な手術で切除した
という人の話をよく聞きます。
これは、細胞が異常に増えることによってできた
突起物のことです。

きのこの形をした有茎性、亜茎性のものや
根元がはっきりとしない無茎性のものなど
の種類があります。
有茎性のものは良性のものが多いとい
われていますが無茎性のものなどは悪性
であることもあるので放置せずに検査を受ける
ことが大切になってきます。

この突起物が小さいときは特にこれといって
症状はなく、大きくなるにつれて吐き気が
出血などといった症状があらわれてきます。
慢性胃炎を持つ人に多く、びらんなどによって
粘膜が傷つくと胃にポリープが出来ると考えられています。

多くの場合は定期検査などX線の検査で発見されます。
その場合は、内視鏡検査を行って組織
をとることによって、良性であるか悪性であるかの検査を行います。

良性と言われているこの病気にもいろいろな
種類があります。
胃腺腫と言われるものではこれがガンに変化
するものもあります。

またその他のところからガンが発生してくること
もあるということで注意が必要になります。
胃にポリープが無い人に比べるとガンになる確
率は全体的に高いといわれているので、
検査でみつかった場合は定期的に検査を受ける
などして注意をすることが大切です。

また生活習慣を改善することも大切です。
ストレスを溜めない生活を心がけたり、
脂の多いものやアルコールなど胃にやさしくない
ような食べ物は極力控えることも大切です。