癌
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スキルス胃ガンは、胃ガンのなかで約10%程度占めています。
特徴としては、他の胃ガンのように病巣が隆起せず、胃壁
全体に広がって進行します。
粘膜の下層に広がるため、粘膜を採ってもなかなか発見
されません。
また、粘膜表面に変化がないため内視鏡検査やX線検査
でも見逃され、見つかったときにはかなり進行している
悪性のガンなのです。
初期症状がほとんどなくて、腹膜播種というお腹全体に
広がりやすい性質を持ち、初めて発見されたときは、ス
テージ4(他の臓器に転移)という状況も珍しくありま
せん。
播種性転移では胃壁を貫き、外に出たガン細胞が腹膜で増
殖するので、外科手術による根治的な治療はほぼ不可能
となります。
そのスキルス胃ガンの症状は、進行によって腹部に違和感
があったり、胃痛、胃もたれなどが現れたりします。
さらに進んでいくと、吐血や体重減少、全身の倦怠感が
現われます。
治療方法としては、外科手術が無理な場合は抗がん剤に
よる化学療法になります。
しかし腫瘍を完全に消すことはできず、効果としては延
命措置程度と考えられます。
早期発見が難しいとされていますが、スキルス胃ガンは胃
全体が縮んで行く特徴があるので、毎年同じ施設で同じ
検査を受けることにより、その画像を比較すると早めに
発見することにもつながります。
特に女性の中では40代前後の年齢に多く見つかるガンのひ
とつでもあるのです。
若いからといっても安心は禁物で、すでに体内に広が
っている場合もあります。
注意しましょう。
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